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週刊どうでもいい話

山のこと

山のこと

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20代の頃

山登りを始めてから10年が過ぎました。登山を始めた年齢は遅かったのですが、その思いは20代に遡ります。スキーに通い詰めていたその頃、明け方の八ヶ岳山麓を車で走っている時、偶然見たモルゲンロートの赤岳が真っ白い雪に覆われ、人を寄せ付けない凜とした姿でとても神々しく目にとまったのでした。

簡単なハイキング程度しか知らなかったその頃の自分には、雪山の厳しさは何となく理解できている程度だったのですが、それでもいつかあんな場所に行ってみたいという憧れを抱いたのです。

その当時はまさに松任谷由美のSURF & SNOWばりにサーフィンとスキーにハマり、妻や気の合う友人たちと海へ山へと毎週のように出かけていた時代でした。俗に言うバブル期ですね。私は大して恩恵は受けていませんでしたが・・・笑。
そして、白く覆われた赤岳への思いは妻に話すこともなく時は過ぎていったのでした。


キホンアウトドア

サーフィン、スキーのほかキャンプも時々楽しんでいましたが、SURF & SNOWの時代も終わり経験のあるスポーツを今さら復活するわけにもいかず、じっとしていられない性格としてはどうしたものかと思案していました。ジムなども通っていたのですが、カラダは鍛えられてもどうもピンときませんでした。

そんな時カメラ熱が再熱します。子どもの頃、祖父の影響でカメラが好きだったこともあり、カメラ片手に妻と工場地帯や夜の街、ローカル沿線などを撮り歩くようになりました。特に自然の中で写真を撮り歩くと、結構な距離を歩き心地よい疲労感でとても気持ちが良かったのです。そんな時20代に見た赤岳への思いが脳裏をよぎりました。そのことを妻に話してハイキングを始めることにしたのです。

最初はそれなりに大変でした。何しろ妻は歩くことが大嫌いで、登山などこれっぽっちも考えたことがないからです。兎にも角にもこうして趣味の「ハイキング(登山)」がスタートしたのです。


独学

昔なら登山の場合は山岳会、もう少しゆるく山の会などに加入して始められる方が多かったのですが、いまどきは独学で始められる方のほうが多いと思います。How to本も数多くあり、ネット上では膨大な情報が入手でき、YouTubeでは実技も視聴できたりと独学しやすい環境が整っています。もちろんクライミングなど高度な技術やよりスキルアップを目指すのであれば独学では限界があります。

自分の場合を例に挙げると、調べることが大好きな性格なので、目的・レベルに合わせて徹底的に調べます。そしてその情報と知識を元に現地で実践します。そして、上手くいったこと、いかなかったことを検証して改善していくということを繰り返します。この検証して改善する際にどのように改善すればいいのか? また、より効率よく行うにはどうしたらいいのかというところが問題で、本やネットだけでは解決できないことが多々出てくるのです。

そんな時、いちばんには登山用品のお店で仲良くなったスタッフの方が色々と教えてくださったことです。他にも山で知り合った方に教えていただいたり、さらには出会った山岳ガイドの方や山岳救助隊の方に色々と教えていただいた知識が財産であり、教訓となっています。そんな試行錯誤の繰り返しで夏山から雪山まで、毎週のように山を歩き続けてきました。


いままで、そしてこれから

こう書くと偉そうに登山を語っている感じですが、自分では「山さんぽ」と称している程度の趣味です。初心者ではありませんが、間違いなく上級者ではありません。雪山もやりますがクライミングはしませんし、ロープワークなどもほぼ忘れています。ただ、整備された高尾山でも事故は起きるし、むしろ北アルプスの登山道上よりマイナーな低山の方がよっぽど遭難事故は起きています。ですから、常に初心を忘れず「必要な無理はしても無茶はしない」を心がけています。

自分にとっての「山」の存在は自分の心が穏やかになれる場所に他なりません。辛い思いや、時には怪我をすることがあってもしばらくすると山へ行きたくなるのです。

健康上の問題や気力、現実的な部分では経済力などの理由で、段々と高い山には登れなくなっていくのでしょう。その頃には近所の裏山みたいなところでお弁当を持って歩いていられたらいいなって思います。

登山靴の選び方からロープによる確保理論、雪山での生活技術や雪崩対策まで、登山とクライミングに関する知識を体系的にまとめて、写真やイラストで実践の場面を紹介。学生時代に山岳部で学べなかった大人たちと、これから登山を志す若者に贈る1冊


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