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山のファーストエイドの話 vol.2

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vol.1では私が思っている山のファーストエイドについてお話しをさせていただきました。そこで今回は、山へ持っていくファーストエイドキットの中身についてお話ししたいと思います。
奥深い山は非日常の世界です。ケガや具合が悪くなった時のためにと、色々な医薬品を用意しても荷物ばかり増えてしまいます。登山の場合には荷物の軽量化も安全登山に欠かせない要因になりますので持つべきものを持ち、不要なものは持たないことがとても大切なことだと思います。その点からすると、今回紹介するキット内容はいささか多すぎる内容になっています。これは私の性格的なものというか、ついつい増えてしまいまして・・・笑
あとは各自でご判断いただき、自分にとってベストなファースドエイドキットを準備していただければよろしいかと思います。

キット内容一覧

プラスモイスト

創傷の湿潤療法に最適なドレッシング材。シートから絆創膏タイプまで用途に合わせて使い分けられます。一般的な創傷はこれで十分対応可能です。

プラスモイストヘモスタパッド

プラスモイストに血液の吸収成分がプラスされたドレッシング材。出血を伴う創傷に効果を発揮し、圧迫止血にも使用できます。

ハイドロコロイド包帯

上記のプラスモイストシリーズの固定に使用するハイドロコロイド素材の包帯。実はプラスモイストがない場合、これだけで処置したことがあります。

防水フィルム(ロールタイプ)

使う大きさに合わせてカットして使用する粘着剤付きの防水シートです。

アルコール除菌シート

傷口に使うのではなく、ハサミや安全ピンなどの器具の消毒に使用します。

包帯(伸縮あり/なし)

一般的なガーゼ包帯。伸縮なしタイプはテーピングなどの固定材にもなります。

ガーゼ

一般的なガーゼはさまざまな使い道で、あると便利です。

絆創膏

一般的な傷用絆創膏。100円ショップなどのもので十分です。

三角巾

ケガの場合には色々な使い方ができる定番の優れものです。普段から使用方法を練習しておきましょう。

キネシオロジーテープ

固定するテーピングと違い、伸縮性のあるテープで筋肉動きを補助し、痛みなどを緩和します。実は靴擦れ防止のベストアイテムでもあります。

ラテックスグローブ

便宜上「ラテックス」としましたが、使いやすい保護手袋であれば、素材は何でも構いません。

包帯ハサミ

皮膚を保護しながら衣服を切断したり、テーピングテープや包帯を切るのに最適なハサミです。

トゲ抜き

一般的なトゲ抜きで十分ですが、あると便利なアイテムです。

安全ピン

アイデア次第でさまざまな用途に使えます。

綿棒

さまざまな用途がありますが、軟膏などを塗布する際に使用します。

ポケットマスク(人工呼吸用)

訓練してないと使えないので一般的はありませんが、人工呼吸時の感染保護ではマストアイテムです。

パルスオキシメーター

動脈血酸素飽和度と脈拍数を測定するための装置。高山病の判定に役立ちます。

シリンジ

水を噴射することで、少ない水で傷口を洗浄することができます。

ポイズンリムーバー

毒虫などに咬まれた場合、毒液を抽出するために使います。使用方法を確認し正しく使用しましょう。

サバイバルブランケット

体調不良や低体温時の保温に使用します。もちろんビバーク時にも有効です。

傷薬(抗生剤)

市販薬や処方されたお薬になります。定期的に使用期限を確認して正しく使用しましょう。

経口常備薬(鎮痛剤・抗生剤・下痢止め・胃薬など)

市販薬や処方されたお薬になります。定期的に使用期限を確認して正しく使用しましょう。また、他人に対しては副作用やアレルギーの問題がありますので十分注意が必要です。

以上が写真のキット内容になります。基本的には一つにまとめて携行していますが、その日の行程や状況等により、必要なものはすぐに取り出せる場所(雨蓋など)に収納するようにしています。
そしてこの写真にはありませんが、ペットボトルなどの水は必須です。山ではどこにでも水があるわけではありません。沢の水も場所によっては汚染されているかもしれません。創傷の場合には、とにかく水で洗い流すことが第一ですので、飲料用の他に余分に携行することをおすすめします。
次にお気に入りのアイテムや使い方をいくつかご紹介させていただきます。

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